女性の理想体重の数値は近年で以前より低くなってきています。
現代の女性が痩せ型の体型を目指す中、モデル体型がすべてでは無い!
ここでは理想体重や美容体重、モデル体重の計算方法などを紹介していきます。

女性の理想体重は?

あなたは自分の理想体重についてどう思いますか?
太りすぎている、若いころのようになりたい…と思っていませんか?細く見えるけれど、実際の体重は…と悩んでいる方もいるかもしれません。
まずは自分の理想体重と体型に目を向けてみませんか?

理想体重とは

そもそも理想体重とは美容指数を表す数値であることをご存知でしたか?
よく計算式で出てくる数値は実は体内の脂肪が含まれていません。
あくまで美容と健康の数値であるということです。
身長から求めた理想体重でも健康的には理想体重出ない場合がありますので注意が必要です。
理想体重は目安であって、その体重になればいいというわけではないのです。

BMIとは

BMIとはボディマス指数といいます。人間の体重と身長から計算される肥満度を表す数値です。
一般的な標準体型の指数を22として、25以上を肥満度1とカウントしていきます。
痩せすぎていると栄養不足や体内に異常が生じられます。
また、肥満であっても糖尿病や高血圧といった病気になってしまいます。

BMIは痩せや肥満を数値化して健康を維持するための目安として用いられています。



40代・50代の体の変化

引用元:https://pixabay.com

ダイエットは今では若い年代にとどまらず、美意識が高い40代や50代の方も行っています。
栄養が整っている食事でも、炭水化物をとりすぎて太ってしまった、理想的な体重がわからない、という方もいると思います。
ここでは40代から50代の体重や体の変化を見ていきたいと思います。

40代の体の変化・体重

40代になってから体が何となく重くなってきたり、不調が出てきたなんてことはありませんか?これは40代になってホルモンが減ってきていることと関係があります。
ホルモンバランスが崩れると女性の場合、月経とも関係してきます。
そのため生理不順として体に症状が現れ始めます。

ホルモンバランスが崩れると、体重も変化していきます。
代謝が悪くなったり脂肪をため込みやすくなり体重が徐々に増えるということも起きてきます。
体重が増加すると体が重く感じたり、二の腕や背中の脂肪が落ちにくくなり緩んだ体へと変化してしまいます。

体重を見てみると40代女性で身長が155㎝の場合、平均体重は約55㎏となります。
40代の理想体重を上げると約46㎏と細い印象を受けます。
これはエステサロンなどの計算式に当てはめた場合の体重になります。
BMIも19と美容体重からモデル体重の間となります。

50代の体の変化・体重

50代になると40代のころとはまた違い、年々体重が増えていきます。
体にも脂肪をため込みやすくなり、平均3.3㎏増加しているそうです。
体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪がありこれらが増加することで体重も増えてしまうというわけです。

50代は脂肪が落ちにくくなるので、体重増加を止めるために積極的に運動することが効果的だとされています。
三日坊主になりやすい方でも、最低1週間は運動を続けてください。
運動を1週間続けると習慣になり、体が徐々に慣れてきます。
慣れてきたら脂肪も減りやすくなります。
体重がなかなか落ちないからといってすぐにあきらめるのはやめて、続けていきましょう!
そこから体質改善が始まります。



理想体重・美容体重・モデル体重の計算方法

ここでは簡単に求められる標準体重・理想体重・モデル体重の計算方法をご紹介します。

標準体重の計算方法

標準体重は健康体型とも言われています。病気になりにくい最も健康な体重といえます。

計算方法は「身長(m)×身長(m)×22=標準体重」となります。

例えば、身長が160㎝の人だと「1.6×1.6×22=56.32㎏」です。

美容体重の計算方法

美容体重はやや細めの体型となります。BMIは20となります。標準体重よりも細いのでBMI20が良いと思っている方も多いのではないでしょうか。

計算方法は「身長(m)×身長(m)×20=美容体重」となります。

例えば、身長が160㎝の人だと「1.6×1.6×20=51.2㎏」です。

モデル体重の計算方法

モデル並みに細い体型だといえるのがモデル体型です。
これは美容体重よりも痩せてかなり細い印象を与えますので、あまりおすすめできないのですが、モデルを見て私もなりたい!という方が増えてきているのが現状です。

計算方法は「身長(m)×身長(m)×17=モデル体重」となります。

例えば、身長が160㎝の人だと「1.6×1.6×17=43.5㎏」です。

サイトによってはモデル体型は18〜19とされています。
現在ではパリコレなどのモデルはBMIが18未満だと痩せすぎと判断し、出場できないようになっているくらいBMI17は痩せすぎといえますので注意してください。

目指すならBMI18〜19のモデル体型が良いといえるでしょう。

BMIやモデル体型にとらわれない!

引用元:https://www.pakutaso.com/

 

ダイエットをしている女性は目に見える数字だけにとらわれてしまう傾向がありますが、数値やモデル体型といった言葉だけにとらわれないように注意することが大切です。

筋肉も必要

人間の体は筋肉で動いています。
ダイエットしても体重が落ちないからといって筋肉量を減らしてはいけません。
むしろ筋肉トレーニングをして筋肉量を上げると、体全体のバランスが良く見えます。
腕の脂肪も鍛えて筋肉に変えれば引き締まった体に見えます。

毎日の生活の中に筋肉を意識した動きを心かけるだけで筋肉は鍛えられます。
例えば、エスカレータやエレベーターを使わないで、階段にする。
駅の区間を歩いてみるなど、筋肉を使うことを意識してみてください。

筋肉を維持して脂肪を減らす

筋肉をつけても脂肪があっては見た目はぽっちゃり、だらしない印象になってしまいます。
脂肪を減らすことも体型を整えるうえで必要になってきます。
筋肉を維持しながら脂肪を減らす方法としては、食生活の改善、毎日筋肉トレーニングをするなどがあげられます。

食生活の改善はダイエットのみならず、美容にも脂肪を減らすことにも効果があるので意識していきましょう。
毎日の食事でカロリーオーバーしていませんか?摂取カロリーと消費カロリーが逆転してしまうと太ってしまいます。
脂肪を減らしたり体重を無理なく落とすには、摂取カロリーが消費カロリーを上回らなければよいのです。
ヘルシーな野菜や、たんぱく質をふくむ食材や肉、魚をバランスよく摂取してカロリーに気を付けましょう。

毎日の筋肉トレーニングは、自宅で簡単にできるスクワットがおすすめです。
ゆっくり行うことにより効果が増します。腕立て伏せも、腕の脂肪が筋肉に変わるので手軽にできますね。

BMIにとらわれない、モデル体型がすべてではない!

数値が気になりますが、筋肉も必要、に書いたと通り、筋肉も必要です。
BMIは目やすに過ぎないので気にしすぎには注意しましょう。
BMIと同じく、体重の数値も気になりますよね。
体重は身長によって標準が変わってきますが、適正体重を目安にコントロールできるといいですね。

BMIの肥満値は20〜25が適正、25以上が肥満となっていますので参考にしてください。

標準体型、美容体型、モデル体型とあり、モデル体型にあこがれる方も多いと思いますが、モデルさんのような体型がすべてではありません。
一概には言えませんが、モデルさんが公表している体重やウエストなどは多少少なめに表記している場合もあります。
ネットなどで写真を見て40代なのにすごいな…と思っても違う場合がある(写真写りなど)ので情報に振り回されないようにしましょう。

まとめ

引用元:https://pixabay.com/

40代、50代の理想体重はあるものの、体の変化や体重の変化があることが分かったと思います。
理想体重になるにはまず計算方法で実際に計算してみてください。
注意すべき点は数値だけにとらわれないことです。
毎日の動きを少し変えるだけで、食生活を見直すだけで体は変わってきます。
筋肉をつけたり脂肪をできるだけ減らして、無理なく理想的な体型を目指していきたいですね。