10キロ痩せたいと思ってダイエットしたけど、 やつれた感じがしてしわが増えてしまったと感じることがあるようです。
痩せても老けてしまったらがっかりしますね。
30代女性も10キロ痩せて若くなったと言われるような女性ホルモンに働きかけるダイエット法をしてみませんか。
このページの内容は
10キロ痩せたい30代女性注目!若返りホルモンと身体の関係
若返りホルモンとは何でしょうか。
それは、子供から大人まで出る成長ホルモンのことです。
このホルモンは一般に成長ホルモンと呼ばれていて、正確に言うと「ヒト成長ホルモン」です。
成長ホルモンは、視床下部の脳下垂体を中心として分泌されますが、甲状腺、副腎、生殖器、膵臓、消火器、胃腸、心臓血管、脂肪や神経系など、体の様々な部位で作り出されます。
成長ホルモンは191個のアミノ酸から出来ています。
成長ホルモンの働きは組織の成長を促すことと代謝をコントロールすることです。
ですから、成長ホルモンが正常に出ている子供は骨の発育が良く、身長も伸びます。
女性であれば、バストの成長にもこのホルモンが関係しています。
その上、代謝を促し、脂肪細胞を燃焼しやすくする働きがあります。
その他には細胞の結合を強くする働きや細胞の修復を促す働きがあります。
病気への抵抗力を引き上げたり、筋肉などの細胞の修復を促します。
ですから、成長ホルモンは健康でいるために欠かせないホルモンです
このホルモンは、18歳くらいまでは一番多く出ていますが、それを過ぎると少なくなってきます。
しかし、成長ホルモンは分泌量は減りますが、ずっと出てくるホルモンです。
10キロ痩せたい30代女性!成長ホルモンとダイエットの関係
若返りホルモンと言われる成長ホルモンや女性ホルモンの働きで、いつまでも若々しくいられます。
15歳~20歳の間に分泌は一番多くなり、20代後半から成長ホルモンの分泌は減ってきます。
分泌量は、40歳になると20歳の時の40%を超えると5%にまで減少してしまいます。
そのため、成長ホルモンが得なくなると、血流が悪くなり、心臓の機能も低下し、新陳代謝が悪くなると言った悪影響が出ます。
ですから、細胞は次第に弱り老化して肌にも悪影響が出ます。
また、筋肉や骨が衰え、骨粗鬆症になり、基礎代謝が悪くなります。
若いときは、少々食べても太らなかったのに、年齢がいくと基礎代謝が悪くなるので次第に太りやすい体質になり痩せにくくなります。
ですから、成長ホルモンの分泌はダイエットするときに、重要な働きをします。
成長ホルモンは減ってきていても、年を取っても分泌するので、成長ホルモンが分泌する方法を紹介します。
成長ホルモンは「睡眠」の関係
成長ホルモンが一番分泌するときは、睡眠後30分から1時間後のノンレム睡眠の深い眠りの時に分泌されます。
成長ホルモンは、寝ている間に肌の新陳代謝を活発化します。
そして、肌の老廃物も除く働きがあるので、みずみずしい肌を保つには成長ホルモンが欠かせません。
ですから、若々しさを保つ成長ホルモンの分泌をあげようと思うと、深く眠れる環境に置くことが一番です。
しかし、ストレスが強いと心地よい睡眠がとれません。
少しでも、ストレスの強くなるためにはビタミン類、カルシウム、カリウムマグネシウム、鉄などが必要です。
ぬるめのお湯の半身浴は代謝を高め、身体の疲れを取る効果があります。
そのことによってストレスも緩和されます。
睡眠をとれる環境にして、ぐっすり眠ることによって、成長ホルモンが寝ている間に身体を修復します。
そして、次の日に備えることが出来ます。
成長ホルモンは空腹時に出る
朝の光を浴びると、脳からセロトニンがでて交感神経が働きます。
動き出すと、脂肪も燃焼するぞと働き出します。
そして、空腹感を感じ成長ホルモンが増えます。
成長ホルモンが増えると、若返り遺伝子であるサーチュイン遺伝子が動き出します。
その上、血管をさらさらにするアディポネクチンというホルモンが分泌されます。
ですから、若々しさを保つためには、一日に数回空腹状態を作ってあげることが大切です。
そして、成長ホルモンの分泌を促しましょう。
成長ホルモンは運動をすることで分泌される
現在、注目されているスローリフトという運動は、成長ホルモンを活性化し、代謝を良くすることで注目されています。
そのことによって、ダイエットするだけでなく、健康も維持し若さを保つことが出来ます。
スローリフト法
スローリフト法は、太極拳のようなゆっくりと行う動作なので、お年寄りにもできる運動です。
関節や循環器にあまり負担をかけずに筋力を鍛えます。
例えば、スクワットなら、ゆっくりとしゃがみ、ゆっくりと立ち上がり、10回ほどスクワットをすると、太ももがパンパンに張ってきます。
この状態が成長ホルモンを促す状態です。
ヒップリフトのスロトレ
これは、お尻から腿のヒップラインを鍛えます。
仰向けになり、膝を90度に曲げます。
3秒でお尻をあげて、1秒とめて3秒で下げます。
お尻をあげるときに、腰をそらせたりしないでお腹に力を入れて行います。
それを10~12回を2~3セット行います。
太もも、ヒップリフトのスロトレ
足を前後に開きます。
前の膝と足先を前に向くようにして、膝を曲げます。
お尻をゆっくり下に落とすような感じで、後膝がぎりぎり床につくまで曲げて、ゆっくりと元に戻ります。
そのときに、胸を張って前を向いて行います。
それを10回2~3セット行います。
ウエストリフトのスロトレ
つま先を外側に向けて、両足を大きく開いて立ちます。
腕は手の平を下に向けて、真っ直ぐに横に伸ばします。
上体を真っ直ぐにしたまま、指先を対角線上のつま先に斜めに倒します。
手足をかえて、反対側も同様に倒します。
それを10回2~3セット行います。
スクワットのスロトレ
手を交差させて、肩の所に置きます。
胸を張って腿と床が平行になるくらいまで腰を落とします。
つま先と膝は同じ方向を向くようにお尻をおとします。
3秒で曲げて1秒停まって3秒で元に戻ります。
合計7秒を1回とします。
スクワットを10回2か~3セット行います。
ストレートレッグレイズのスロトレ
仰向けに寝ます。
膝を伸ばした状態で、足を持ち上げて上げ下ろしを行います。
3秒で足をあげて1秒でとまり3秒で降ろします。
足を下に降ろすときは、床につかないようにします。
7秒で行うことによって腹部の腹筋を鍛え筋肉をつけることができます。
ニュートゥチェストのスロトレ
仰向けの状態で手を横について、足を曲げた状態で上にすねをあげて、膝と胸をつけるようにします。
そして、身体を丸め込みます。
膝を伸ばして地面すれすれでとめたら、また膝をもちあげて胸に引きつけます。
それを7秒で行います。
そのスロートレを10回、2~3セット行います。
このようなゆっくりとした運動で筋肉が張る状態に成長ホルモンが分泌されているということを頭に置いて行いましょう。
最後に
30代の女性は20代の女性に比べて分泌する若返りホルモンは少ないので、熟睡できるように部屋を暗くしてストレスを軽減できるような環境を作り、ぐっすり眠れるようにしましょう。
バランスの良い食事をして、空腹感を感じたら成長ホルモンが出るときです。
すぐに間食をしてしまうのではなくて、空腹の時に成長ホルモンが出ていることを実感しましょう。
そして、スローリフトのようなゆっくりとした運動をして成長ホルモンの分泌を促進して、10キロダイエットを実現させましょう。